ドゥケンデ、カンタオール・フラメンコ.インタビュー
「俺も知られるようになって来た」
シルビア・カラード.マドリッド、2005年10月
ドゥケンデのニューアルバムリリースが遅れたのはパコ・デ・ルシアの省。“コシータス・ブエナス”のツアーにドゥケンデを参加させたパコ、カンタオールとチクエロが一緒に一年以上掛けて取り組んできたアルバムの為にタンゴスを作曲する約束をしている。ドゥケンデによると「とてもフラメンコで、完成度の高い、自分の感情を自由に表現している」アルバムらしい。その新作のタイトルは“ミ・フォルマ・デ・ビビール”(己の生き様)。「ヒターノの泉」で水を飲んでいるドゥケンデ本人の写真がカバーを飾っている。このアルバムのリリース数ヵ月後には、カマロンが1987年に唄ったパリのシルク・ヒバでのドゥケンデのライブレコーディングもがリリースする予定だ。
ドゥケンデの新作リリースがこれだけ長引いたのは何故?
他のプロジェクトに取り組んでいたのと、パコ・デ・ルシアのツアーに参加したからなんだ。スタジオに入ることができなかったんだよ、仕事の省で。だけどアルバムはもうほとんど出来上がってる。パコ・デ・ルシアが作曲してくれるタンゴスをあと一ヶ月ぐらいでレコディーングしたらお終いさ。ファンより俺の方がアルバムの完成待ち遠しいよ。
そのタンゴスを貴方はまだ聴いてないんですか?
まだパコと唄ったことはないけど、チクエロとニーニョ・ホセーレの二人と一緒にやったことはある。パコとは彼が好きなように唄いたいんだ、俺のカンテにインスパイアされて彼がギターを弾けるようにしたいね。
レコーディングにはどのように取り組んできたんですか?
この作品に取り組み始めてから一年ちょっとになる。スタジオに入ってレコーディングできた時間さ。とっても落ち着いたアルバムだよ、俺たちが好きなように創っていく時間があったからね。とっても個性的な作品になってると思う、とってもフラメンコ...俺の生き様さ。
カバーの写真は?
俺の家のすぐ隣にあるヒターノの泉。思いがけずに生まれたアイデアだよ。泉の水を飲んでるところを一緒にいた写真家が撮ったんだ。彼がアルバムのカバー写真だってその瞬間に見出したのさ。
どうようなパロを取り入れましたか?
多彩なアルバムに出来上がったと思う。ソレア、ファンダンゴス・ナトゥラーレス、ブレリアが四曲、タンゴスもあれば、ルンバやとっても気に入ってるアレグリアスもある...
ソレアも唄ったよ、ソレア・ポル・ブレリアスじゃなくてね、レコーディングではなかなか聴こえてなかったから。ジャングルでパーカッションに囲まれたようなピラーニャと二人でのマルティネーテもある。そんなところかな。色々あるよ。
“サマルコ”とはどう違いますか?
“サマルコ”はイシドロ・サンルーカルのアイデアだった。あのアルバムでは俺自身のテーマじゃないものを唄ってる。とても気に入ってるよ、カマロンの影を消してドゥケンデの名前を与えてくれてるからね。

カマロンの影はもうすでに消されていますか?
俺はカマロン流のカンタオールだけど、“サマルコ”を聴いたファンたちは俺自身のスタイルで唄うことができるカンタオールだって実感しただろうと思う。
イシドロと働くのは違った観点を養うことになりますか?アルティスタたちそれぞれの限界を発揮させるという噂ですが...
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| 「パコ・デ・ルシアとは、調子のいい日じゃなくても、彼のギターを舞台の上で聴けば生き返る」 |
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イシドロは非常に特別な人間さ。可能性のあるアルティスタだから新しいことに挑戦できる人間だって彼に思われたら...そうさせるさ。俺は何でもできるって彼に言われてたから、毎日大変だったよ。考えさせられるんだ、真剣にね。とっても為に成ったよ、八年間彼の家に住んでたし、カンタオールの歌声からしてみれば音楽の勉強をするようなもんだったからね。
チクエロとの働き方は?
チクエロとは、二人が感じることを自由に表現していくってかたちで取り組んでいったんだ。俺の好みに従ってできたさ。
その間にパコ・デ・ルシアとのツアー...
パコとの経験は誰もが想像できるだろう... パコ・デ・ルシアとは、疲れてて調子のいい日じゃなくても、彼のギターを舞台の上で聴けば生き返るよ。新しい空気で息するようなもんさ。
これだけ多くのツアーを分かち合った未だに彼から学ぶことはありますか?
パコはインスピレーション。彼とは毎日違った経験だよ。
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