エル・カホン・フラメンコ.スペシャル

パルマとタコネオの間に

シルビア・カラード.2005年6月

パコ・デ・ルシアがペルーから“輸入”してから25年経った今、カホンはフラメンコに欠かせない楽器として完全に定着している。この完璧なフィットの理由は、パルマとタコネオの間にあるカホンの特殊なサウンド。パコ・デ・ルシアの伝説セクステットでルベン・ダンタスが刻むコンパスを通じてフラメンコの楽器となった。その後、アントニオ・カルモナ、ホセ・アントニオ・ガリシア、マヌエル・ソレール、ティノ・ディ・ジェラルド、ラモン・ポリーナといったミュージシャンたちがルベンの切り開いた道を歩んでいったのである。こうして少しづつ“第二世代”カホネーロ
(カホンプレーヤー)がフラメンコミュージシャンとしての地位を築いていっている。ピラーニャ、バンドレーロ、チャボリ、アントニオ・コロネル、セピージョ、
ギジェルモ・マッギル...批判されがちの過剰に陥らないようコンパスごとにそのスタイルを磨ぎ、楽器としての安定感を見つけ始めているカホンはフラメンコ第四のモダリティーになりつつある。

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