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“カディス”、ジャズからフラメンコへ
ホルへ・パルド、カルレス・ベナベン、ティノ・ディ・ジェラルドの3人も参加している。マドリッド出身のサックスプレーヤー、「フラメンコの伝統にも、ジャズの伝統にも存在しない5x4のコンパスで“カディス”をアレンジすっるっていう仕事を頼まれたんだ。デーブ・ブルベックの“テーク・ファイブ”やセラーの“メディテラネオ”にいい例があるんだけどね。最初はちょと馬鹿な近代化だなって思ったんだけど、落ち着いてどういうアレンジができるか考えた後、面白いかなって思ってチャレンジを引き受けた」そうだ。撮影については
「映画の世界で働いてる人たちはきめ細かくて、忌々しい人間だってことは知ってるけど、俺たちの仕事はスムーズにいったね。」
テーマはホセ・アントニオの振付けでアイーダ・ゴメスの舞踊団が踊ることになっている。「早く観たいよ、撮影中はほとんど観れないから。床、パネル...なんとなく想像できるけど、結果は分からないんだ、カメラの視線で出来上がってるからね。」
同じ撮影現場に置かれた独特の半透明パネル(劇場では“オペラ・フォア”という)の間でそれぞれ踊り、歌い、弾いたアルティスタたち、サラ・バラス、アントニオ・カナーレス、マノロ・サンルーカル、ヘラルド・ヌーニェス、エンリケ・モレンテ、エストレージャ・モレンテ、チャノ・ドミンゲス...は?しかし、現代フラメンコの名手ばかり。パコ・モラが言うように、「“イベリア”はイサアク・アルベニスに集中しているけど、“フラメンコ”の第2部にふさわしい作品なんだ。」
長いこと手に入れることが不可能であったという不適当な扱いにあったものの、“フラメンコ”は、アントニオ・ガデス主演の三部作、“エル・アモル・ブルホ”、“ボダス・デ・サングレ”、“カルメン”とともに、フラメンコが世界中に知られるようになることに貢献したことは言うまでもない。
一瞬
“イベリア”の貢献は想像できる。ホセ・アントニオ・ロドリゲスによると 「ここでは気がつかないけど、この作品に記録されている高いクオリティーのフラメンコは世界的な影響を及ぼすことになるだろうと思う。アルベニスのテーマのアレンジは音楽的な面からしてとても優れているし、技術的にも非常に力が入ってる。海外のフラメンコファンはなかなか体験することのできないフラメンコに出会うことができるはずさ。」
ホルへ・パルドも次のように言っている。「ミュージシャン全員、彼の作品に参加したことがあろうがあるまいが、カルロス・サウラには記念碑を建てるべきだね。フラメンコに対しての彼の貢献は、人生をかけてスペイン音楽を取り戻すことに専念してきた後、その結果を映画に記録したということなんだ。」
しかし自分は専門家ではなく、たんなるフラメンコファンだというカルロス・サウラ、「心の奥底に感じるこの音楽に対する尊敬を忘れずに、フラメンコには非常に気をつけて近づいていったさ。だけど未だに完全に理解することができない音楽なんだ。」
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flamencojapan@flamenco-world.com
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