ホセ・メルセー
バイオグラフィー、ディスコグラフィア、Real Audioと読者からのコメント


 



“コンフィー・デ・フアー”全曲解説
著者 ホセ・メルセー

“コンフィー・デ・フアー”は気品なアルバムのような気がする。かん走った音は全く無い、聞く為じゃなくて、聴く為のアルバムなんだ...  それぞれ違ったことだからね。内容は多彩、ソレア、タンゴス、アレグリアス、ファンダンゴス、ロック、キューバのソンを使用したすばらしいルンバ、マルティネーテ...  俺の4枚のソロ・アルバムの中で、一番完成度の高い作品だね。


ホセ・メルセー

“コンフィー・デ・フアー”
このテーマでは、女性はこの世の中で最もすばらしいものだって言ってるんだ。

“リブレメ・エル・オンブレ”
この曲では、権力や勝利にはもうこりごりだって言ってる。人生をもう少し人間性に満たし、暴力を止めようってね。

“フアナ”
この曲はタンゴス。上様に〝ちょっとあっち側にずれろ″って悪い感じで言えないから、アンダルシア独特の好感で、〝そんなにでかい声で話すなって言ったら、他の部屋に追い出されちまった″って言ってるんだ。

“サリバ・クラティーバ”
キューバのソンを使ったルンバ、皆大いに楽しんだ曲なんだ。俺の従兄弟の
ディエゴ・カラスコが参加してる。カンテス・デ・イダ・イブエルタが見れるね。時には、マチン(アントニオ・マチン)を思い起こすような優しさを持つルンバ。そして、キューバのソン。あの人たちと一緒にスタジオでのレコーディングはすばらしい経験だった、本当に楽しんだよ。俺は缶詰された音楽が嫌いなんだ、だから、もっと時間が掛かっても、生演奏の情熱を感じたい。紙と音楽を缶詰状態で送られるのは嫌さ、その場にいて欲しい。もっと金も時間も掛かるけど、そのほうが好ましいんだ。


ホセ・メルセー

“クランデスティーノ”
ブレリアにしてフラメンコに近付けたんだ。残念ながらテーマは現状。カディスに住んでる俺たちは特に感じることだね。

“オクシヘノ”
ロックさ。カンタオールフラメンコのホセ・メルセーが違った音楽を自分の領土に持っていこうとしてる。音楽は、皆が理解できる言語。俺は、フラメンコを世界的な音楽にしたい。フラメンコは少数派の音楽だとか、地域主義の音楽だとか、地方主義だとか言うのは...  間違ってる。間違い、間違い。今、フラメンコは世界的な音楽だって言える。

“ティリティトラン”
民謡の歌詞を使ったすばらしいアレグリアス。後で、“種の蒔かれた猫”の歌詞がある。まあ、昔からの典型的なアレグリアスに、ちょっと違ったニュアンスを加えた、すごく新鮮な曲だと思う。

“ノ・メ・ディガス”
俺たちのヘレスのサンティアゴ産ブレリア。ヒターナはベジタリアンのヒターノと戻ったって言ってるんだ。とてもフラメンカなブレリア、昔からのやつさ、現代の新鮮な歌詞を加えただけだよ。


ホセ・メルセー

“デ・トゥ・オルビド・メ・クレー”
伝統的なソレア。レコーディング・スタジオにいないように聴こえるんだ。家で、モラオの伴奏に俺が唄ってるみたいにね。昔からのカンテ、人生そのものさ、唄いながら生まれた曲なんだ。レコーディングさえしてないかと思ってたら、イシドロが、彼だからこそ、録音してたんだ。夢のような瞬間だったね、この曲は。

“クエンタ・ケ・ティエネ・ウン・アマンテ”
注意を引く歌詞のファンダンゴの欠片を2つ、愛人がいるけれど、実際は修道女だって話を語ってる...  その修道女はフアナ。

デブラ、マルティネーテ、トナー”
デブラ、マルティネーテ、トナーが含まれてるDVD付きの限定版がおすすめだね、ホセ・メルセーの起源だから大切な事だと思う、聴いて欲しい。

flamencojapan@flamenco-world.com

内容:

ホセ・メルセー、カンタオール.インタビュー
俺は唄うのが好き、叫ぶのは嫌い”

 

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