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糖蜜カンテ
四日目。マリーナ・エレディア、ラ・ウニオンの観客に立ち向かう。プレゴンの一部とトナーで始めた。カンティーニャスに聴き分けられるカディスの風。メロディックな彼女の歌声、かすれている。声域を無理するため、居心地の良い状態を見つけられない。リナーレスのカンタオーラを思い出してしまう。ソレアもいまいち。レバンテに切り替える。タラント、タラント。糖蜜な歌声が弱くなりかけてしまっている。もう努力する必要はない。グラナダのタンゴスで負担を軽減。プレゼントはニューアルバムにフューチャーされている“セギリージャス・イ・トレーラス”、ベルガミンの詩をブレリアにした曲。

写真: José Albadalejo
アルカンヘルにバトンタッチ。ウエルバ出身のカンタオール、彼のカンテの真髄をファンに披露した。独特な彼の歌声は蜂蜜のように滑らかな傷薬。カーニャで幕開け。続くタンゴスの序曲。“エル・エス・キエン・ティエネ・ラ・ジャべ・イ・ラ・クラベ・デ・ラス・メロディーアス”(メロディーの鍵と暗号を持つのが彼)。彼のラストアルバム、“ラ・カージェ・ペルディーア”からの一曲。次に、エル・カナリオとチャコンのマラゲーニャス。コンパスを知識あふれる唄いっぷりで延ばしていく。ミゲル・アンヘル・コルテスのギター伴奏。“ベインティシンコ・ファローレス”(25個の軒灯)がこの若き巨匠のカンテを祝って輝いた。音楽性たっぷりのセギリージャで彼の才能が爆発、アレグリアスで残りを披露。「やる気と期待満々でこの舞台に上がった、成功しなければいけない舞台だから」と語っていたアルカンヘル、ウエルバのカンテで幕を閉じた。大成功。

写真: José Albadalejo
第二部はバイレ。今年の見所パコ・デ・ルシアのギターは別として、カンテが主なこのプログラム、バイレは程々に。“エル・バサール・デ・ラス・イデアス”(アイデアのバザー)というタイトルでマリア・パヘス舞踊団、最新スペクタクル“カンシオーネス・アンテス・デ・ウナ・ゲーラ”の省略版を披露。マリア・パへス、アンヘリージョ、ロサリア・デ・トリアーナ、マヌエル・バジェーホ、トマス・パボンのカンテが顕在のショーで、祖先を踊った。ミゲル・エルナンデスの“ナナ・デ・ラ・セボージャ”と“ディメロ・トゥ”も取り入れた。ブレリア・ポル・ソレア、ファルーカ、アレグリアス、そしてソレアが、昨年のビエナル・デ・セビージャで最も評価の高かったスペクタクルの省略版を完成した。

写真: José Albadalejo
flamencojapan@flamenco-world.com
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