マリーナ・エレディア
バイオグラフィー、ディスコグラフィア、Real Audioと読者からのコメント

 


 




フラメンコファッション2006.スペシャル+フォトギャラリー

フラメンカ衣装新流行

スサーナ・ムニョス・ボラーニョス.セビージャ、2006年2月6日

Simof2006で発表されたデザインを特徴づけたのは、多様化に力を入れ、縫製、カット、型、カラーに使用される生地の革新と研究にかかったデザイナーたちの情熱。膝までの短い衣装やスリットのあるスカートなどの官能性と情熱を復帰させ、40年代50年代あたりの小唄や70年代のポップカルチャーを思い起こすようなスタイルなど、
提案されたアイデは数え切れない。スローガンは、女性の姿の官能性を可能な限り活かし、バイレに最適な衣装と最高のコンビネーションを可能にすること。

カット. 衣装のカットに関する提案は基本的に2つ。官能性たっぷりのボディスや多彩なブラウス付きのスカート、肩ひも、半そで、ジーンズスタイル、透けたリクラ、胸もとのぐっと開いたスタイルや、鈎針編み、薄絹やシルクのものまで。腰で切られていないワンピースの衣装、透けていて軽量なもの、切り込み入り、長袖、肘袖、半袖、袖ぐり、肩ひも付き、Vネックの胸と背にドレープを付けたもの、前で縮小し後で伸びる腰から太股までのフリル付きのものなどなど。ヨーロッパ東方のジプシーにインスパイアされた衣装とスペインのジプシーの典型的な衣装にも注目。

フリル. フリルは多種多彩、段フリル、糸フリル、小さめで80年代後半の流行を復帰させたスタイル、中位の大きさで長く、上がったり下がったりし、衣装を左右に横切るものや、3段フリルのモデルも。多色フリルも復帰、刺繍された布片、コットンのレース、ボビンのシャンティイレース、madroños、ひも通し、染めボーダーレース、鉤針編み、ミシン目のついたモデルや、革と小さなガラスを応用したモデルなど。

生地. カスタニュエラス・フィリグラナのように、フラメンコの世界に関係している79社がスタンドを構えた今回のSimof 2006では過去には考えられなかったような生地の使用が目立った。生地の重ね合わせや混合、様々なタイプのプリント、刺繍、
シルクスクリーン印刷、職人画、自然生地の衣装にリボンが重ね合わせてあるモデルなども発表された。

ポペリン、サテンコットン又は高級生地のオーガンジーや薄絹、チュール、自然シルク、シャンタンやジョルジェットのような伝統的な生地と共に、四角模様、デニム、金や銀のブロケード、浮き出し織り、コットンやジーンズの生地などの使用が特に目立ったのはセビージャ出身のビッキー・マルティン・ベロカルのコレクションと去年のパサレラ・シベーレスで注目を集めたデザイナー、ジプシーのフアナ・マルティンのコレクション。ウォッシュ生地や磨り減った生地、染めボーダーレース、粗棉布や自然シルクの混合生地、鉤針編み、リシュリューやバチスト布のような手工的な生地も使用されている。


カラー. 色彩は生地と同じく多彩でほとんど全ての色が使用されている。伝統的な赤、白、黒の他にも、パステルカラー、柑橘類の色、茶系、緑やふじ色など。シルクスクリーン印刷に関しては、斑点模様の様々なバリエーションが主、落ち着いた花模様のシルクスクリーン印刷、カシミア、船乗りタイプのストライプやポップアートタイプのシルクスクリーン印刷も。

アクセサリー. フラメンコファッションには欠かせないのがアクセサリー。特に目立ったのが、フラメンカ衣装を華やかにする様々な生地の飾り帯、チャケティージャ(丈の短い上着)の数々‐ジーンズ生地のものまで‐。ロリ・ベラのデザインや軽めで上品な薄絹に斑点模様のリナデザイン。マンティージャ、マントンやマントンシージョ、全ての長さとカラー、刺繍や手描きもの。全ての布種が使用されている。特に優れた作品はアンヘレス・ベラーノのコレクションの為にデザインしたロシオ・カサードのモデルやピトゥサ・ガスールのデザイン。忘れてはいけないのがアンヘレス・エスピナールの官能性と媚溢れる手工マントン。

他のアクセサリーに関しては、玉型のアクセサリーが無くなり、ネックレス、ペンダント、ブレスレット、ペイネータ、ペイネシージョ、指輪やブローチまでが完璧なフラメンコ衣装の重要な一部となっている。ドゥブロスとルチ・カブレーラのデザインは、新素材の使用が可能にするセンスの良さを全ての衣装に与えている。様々なカラーのバロック様式で空想溢れる長いネックレスは、シンプルなデザインから複雑なデザインのモデル、サンゴや真珠層、トルコ玉といった伝統的な高級素材を使用したタイプ、デコアート雰囲気のタイプ、金網や植物モチーブを取り入れたモデルや、カラークリスタルや宝石を使用した細工師手工のデリケートなデザインまで。メタリックな古色を帯びさせた素材、金や銀、東ヨーロッパのジプシーのコインなども使用されている。


花と髪型 ステージに上がったモデルたちのヘアスタイルは、束ねず様々な色の大きなバラで飾ったスタイルや、フェリア・デ・アブリルではなく普通のファッションショーに参加しているかのような様々な形に髪を束ねたスタイルが特に目立つ。花で飾っていることも多い。上品な感じを与えていたのが、胸の上の左肩の辺りをブローチのように飾った花。

flamencojapan@flamenco-world.com
 

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