エンリケ・モレンテ、
第13回 カハ・マドリッド・フェスティバルの幕を開ける

出演アルティスタの中にはランカピーノ、カルメン・リナーレス、
イスラエル・ガルバン、トマティート等が

Flamenco-world.com, 2005年1月

カハ・マドリッド、13回目のフェスティバルをデザイン。2005年の2月15日から18日までの間、スペインの首都に位置するテアトロ・アルベニスにてフラメンコがたっぷり披露される。フェスティバルの幕を開けるのはエンリケ・モレンテの“ラ・ベジェーサ・デ・ラ・クレアション”(創作の美)。プログラムにはカンテが主であり続けているが、バイレも忘れられていない。さらに、ソロ・ギターやピアノなど、楽器が主人公のコンサートも予定されている。カルメン・リナーレス、ランカピーノ、フェルナンド・テレモート、ホセ・メネセ、イスラエル・ガルバン、エル・ギト、トマティート、ドランテスなどがプログラムの中で目立っているアルティスタたち。今年のフェスティバルは“カジェ・アルカラ”賞をマリオ・マジャに、そして、名誉賞をピラル・ロペスに授与する。ラ・カサ・エンセンディーダでは講演会や新人フラメンコによるリサイタルも行われる予定。


エンリケ・モレンテ
   

2月15日火曜日にエンリケ・モレンテがテアトロ・アルベニスの舞台に登場すると同時に、第13回フェスティバル・カハ・マドリッド2005が開催される。このソロ・リサイタルの後、フェスティバルではもうお馴染みの“集団版”プログラムにうつり、水曜日の16日にはサルモンテ・デ・ヘレスとランカピーノの2人のカンタオールがプログラム第一部の“エル・センティール・マス・ホンド”(最もフラメンコな感性)でそれぞれのカンテを披露する。続いて“カジェ・アルカラ”賞がバイレ・マエストロのマリオ・マジャとピラル・ロペスに授与される。第二部ではマドリッド出身バイラオール、エル・ギトのスペクタクル“ミス・レクエルドス”が再演される。

17日木曜日は再び2部に分かれたプログラムが予定されている。“ラ・ボス・デ・マデーラ”(木質の歌声)  のタイトルの第一部の主人公は、ギター伴奏にフアン・カルロス・ロメーロとパコ・クルサード、パーカッションにアントニオ・カルボネルを連れて出演予定のカルメン・リナーレス。第二部のタイトルは“ラ・エダー・デ・オロ”(黄金時代)。一方ではバイラオールのイスラエル・ガルバン、もう一方ではカンタオールのフェルナンド・テレモートがリサイタルを披露。

四部目はホセ・デ・ラ・トマーサとマノロ・フランコ、ホセ・メネセとエンリケ・デ・メルチョールのリサイタルでスタートする。後半は、楽器演奏フラメンコ・フュージョンがこのフェスティバルに新しい道を開くことになっている。カディス出身ピアニスト、チャノ・ドミンゲスは、彼のバンドを連れ、アルバム“オジェ・コモ・ビエネ”を発表する。ドラムスにはマーク・ミラルタ、コントラバスにはマリオ・ロシー、カンテにはブラス・デ・コルドバ、そして、バイレとパルマにはトマシートが参加している。

 
   

フェスティバルの幕を閉じるのはまたもや楽器演奏リサイタル。前半はトマティートの出番。彼のコンサートのタイトルは“アル・マリイージャ”、ラスト・アルバム“アグアドゥルセ”の一曲目のブレリアのタイトル。後半はピアニストのドランテスとカンタオーラのエスペランサ・フェルナンデスが出演。ベシーストのマヌエル・ニエトとパーカッショニストのテテ・ペーニャと一緒にスペクタクル“ボス・イ・マルフィル”を披露する予定。

他のプログラム

カハ・マドリッドの社会奉仕はテアトロ・アルベニスでのコンサート・プログラムだけではない。フェスティバルの一週間前には、カサ・エンセンディーダにて講演会や新人カンタオールやトカオール(ギタリスタ)によるリサイタルが行われる予定。2月8日火曜日はフェリックス・グランデとフアン・ベルドゥーが“フラメンコス・デ・オイ”(現在のフラメンコ達)というテーマの講演をする一方、ホセ・マリア・メレーロの伴奏でサロメー・パボンがカンテを披露する。翌日の講演者マヌエル・リオス・ルイスのテーマは“エル・グロリア、セペーロ・イ・モハマ、トレス・カンタオーレス・デ・ヘレス”(エル・グロリア、セペーロとモハマ、ヘレスの三人のカンタオール)。続いて、フアン・サルスエラがアルベルト・サン・ミゲルの伴奏でリサイタル。10日の木曜日にはホセ・マヌエル・ガンボアの講演。タイトルは“ラ・イストリア・デ・ラ・ギターラ・フラメンカ”(フラメンコ・ギターの歴史)。フェルナンド・デ・ラ・ルアの伴奏でペドロ・サンスが唄う予定。最終日の11日はピティンゴとフェルナンド・ソトのスペクタクル“エル・フラメンコ・マス・ホベン・エン・ラ・カサ・エンセンディーダ”(一番若いフラメンコをラ・カサ・エンセンディーーダにて)がプログラムされている。

第13回フェスティバル・フラメンコ・カハ・マドリッド2005
2005年2月15日火曜日から19日土曜日まで(21:00時)
テアトロ・アルベニス、マドリッド(スペイン)

15日 火曜日

“ラ・ベジェサ・デ・ラ・クレアション”(創作の美)
エンリケ・モレンテ

16日 水曜日

第一部
“エル・センティール・マス・ホンド”(最もフラメンコナ感性)
カンテ:サルモネーテ・デ・ヘレス/ランカピーノ
ギター:アルベルト・サン・ミゲル/フェルナンド・モレーノ

第二部
バイラオール/振付師マリオ・マジャにカジェ・アルカラ賞2005を授与
マエストラ/生きるバイレの伝説、ピラル・ロペスにフラメンコ名誉賞を授与

“ミス・レクエルドス”(我が思い出)
エル・ギトフラメンコ舞踊団

17日 木曜日

第一部
“デ・ボス・デ・マデーラ”(木質の歌声)
カルメン・リナーレス
ギター:フアン・カルロス・ロメーロとパコ・クルサード
パーカッション:アントニオ・カルボネル

第二部
“ラ・エダー・デ・オロ”(黄金時代)
イスラエル・ガルバン
フェルナンド・テレモートとマヌエル・ラゴスをギターに

18日 金曜日

第一部
“クラシコス・デ・プーロ・アルテ”(純粋なアルテのクラシック)
カンテ:ホセ・デ・ラ・トマーサ/ホセ・メネセ
ギター:マノロ・フランコ/エンリケ・デ・メルチョール

第二部
“フラメンコ・コンテンポラネオ”(現代フラメンコ)
チャノ・ドミンゲスバンドの“オジェ・コモ・バ”

19日 金曜日

第一部
“アル・マリイージャ”
トマティート、フラメンコ・ギター・コンサート

第二部
“ボス・イ・マルフィル”(声と象牙)
ドランテスとエスペランサ・フェルナンデス

他のプログラム
ラ・カサ・エンセンディーダの講堂で
2005年2月8日から11日まで(20:00時)

8日 火曜日

講演:“フラメンコス・デ・オイ”(現代のフラメンコたち)、講演者はフェリックス・グランデとフアン・ベルドゥー
リサイタル:サロメー・パボンと伴奏にホセ・マリア・メレーロ

9日 水曜日

講演:“エル・グロリア、セペロとモハーマ、三人のヘレスカンタオール”、
講演者はマヌエル・リオス
リサイタル:フアン・サルスエラと伴奏にアルベルト・サン・ミゲル

10日 木曜日

講演:“ラ・イストリア・デ・ラ・ギターラ・フラメンカ”(フラメンコ・ギターの歴史)、講演者ホセ・マヌエル・ガンボア
リサイタル:ペドロ・サンスと伴奏にフェルナンド・デ・ラ・ルーア

11日 金曜日

コンサート:“エル・フラメンコ・マス・ホベン・エン・ラ・カサ・エンセンディーダ” (一番若いフラメンコをラ・カサ・エンセンディーダにて)
カンテ:ピティンゴ/フェルナンド・ソト

 

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