| マルティン・ギハーロ、2005年7月
驚くべきことにカマロン・デ・ラ・イスラの作品集を構成するアルバムの数は未だに増え続けている。最新作はディジパックでリリースされるカマロンの全曲を集めた限定版。今回のリリースの見所はカマロンのカンテのギター伴奏のための全てのコードとテンポが記載されたノートが含まれていること。これまで前例のない提案だ。
全てのアルバムがオリジナルのカバーでリリースされているだけではなく、カンテの歌詞も再チェックされ、クレジットはもちろん、全曲の歌詞が完璧に記載されている。
各アルバムをその誕生の時代に位置し、その意味を分析するテキストは、フラメンコ研究科、そして“カマロン.ビダ・イ・オブラ”の著者でもあるホセ・マヌエル・
ガンボアとファウスティーノ・ヌーニェスの二人が担当している。カマロンの写真ももちろん含まれている。

レコーディングはリマスターされており、オリジナルアルバムよりさらに輝きのあるサウンドが楽しめるはずではあるが、レコード会社がリリースしてきたディジタル版と比べてリスナーが簡単に聴き分けられるような違いは少ないであろう。
カマロンのリマスターされた作品集のリリースは、“パリ、1987”、
“アントロヒア・イネディタ”(未公開名曲集)、“カマロン・エン・ラ・ベンタ・デ・バルガス”(バルガスの宿屋にてのカマロン)の三作を新しく取り入れた
“インテグラル”(コンプリートコレクション)のリリースと伴う。ディジパックもコンプリートコレクションも限られた期間だけに販売される予定なので、うっかりと買い逃してしまわないように注意すべし!!
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